ゆとりレースエンジニアの欧州転戦日記

ドイツレースチームのデータエンジニアです

ドイツレースチームと契約できた経緯

こんにちは

僕は昨年勤務していた某自動車メーカの先進安全システム開発部門(自動ブレーキシステム、クルーズコントロールetc.)を退職し、無職のプーさんになりました。

そしてドイツの語学学校に通いながら、就活を行い、最終的に現地レースチームと契約しました。

 

僕のキャリアと経緯を書くと、大学卒業後はドイツ自動車部品メーカBoschモータースポーツ部門で働いていました。当時からモータースポーツ本場の欧州で働きたいという想いがありドイツ赴任を希望していましたが叶いませんでした。その後、エンジニアとして自分の知見を深めたいという想いから、国内自動車メーカの量産部門に転職して働きました。当時所属していた先進安全部門の同僚は皆優秀で、自分の未熟さも分かり、すごく勉強になりました。

 

しかし欧州モータースポーツで働きたい想いが再燃し、Boschで働いていた際の友人がドイツでの就活サポートも約束してくれ、一念発起して渡独することにしました。

 

会社を辞めてから渡独まで1ヶ月ほどあったので、レース関係者を含むお世話になった人に挨拶まわりを行いました。その際、現在はフィンランドの某ラリーチームで働く、Bosch時代の先輩の一時帰国会があり参加しました。

 

そこで僕はそそのかされ”ドイツにモータースポーツ就活に行くこと”を発表しました・・笑

その会には初対面の方も居たのですが、そのうちの一人がBosch時代の僕のことを知ってくれており現在のチームの代表に連絡してくれました。

 

これが縁で渡独して約1ヶ月後に技術部門のマネージャと一緒にランチを食べ、その後チーム本拠地訪問を行い内定となりました。

需要がマッチしたこともありますが、欧州では紹介などコネがあると非常に有効で僕が契約出来た大きな理由の一つで紹介者にはとても感謝しています(ご飯を奢る約束になってますw)。

 

シーズン中だったこと、EU圏外の社員の採用は初めてだったこともあり、VISA取得に時間を要し、最終的に正式契約までは約半年かかりました。その間は現地の語学学校でドイツ語を勉強してました(業務は基本英語)。

 

Bosch時代のドイツ赴任は叶いませんでしたが、精一杯働いていて良かったなと思いました。

Steve Jobs有名な言葉 ”Connecting The Dots" を少し実感しました笑

 

またここから将来のステップアップを狙って頑張ります!

 

めでたしめでたし

読んで頂いてありがとうございました。